充実した楽しい人生を送りたい!
どうすれば充実した楽しい人生を送ることができる?
それには4つの要素があると言われています。「生きがい」「健康」「仕事」そして「お金」です。
私たちもとりあえずお金があれば安心しますよねー。
ではお金を貯める目的はなんでしょう?
人生にはいろいろな出費があります。例えば、車を買う。住宅を建てる。旅行や自己投資。子どもを大学にやる。病気やケガの治療費。万が一の時の家族の生活。定年後の生活などです。これを分類すると
- 病気やケガや死亡など予期せぬ事態に備える
- 住宅などの高額な物を購入などに備える
- 子どもの教育資金や老後の年金生活など将来の出費に備える
など大きく3つの出費に備えることを目的としています。
ではどうやって貯めるか?
今の生活のお金の流れを変えることです。一般的には毎月の収入から支出をした残りのお金を貯蓄していきます。しかしこれではお金は貯まりません。お金を貯めるには毎月の収入からまず貯蓄にお金をまわして残りで生活していくこのように貯蓄を優先順位の1番にします。貯蓄金額はバランスが大事です。目の前の生活もあるからです。
お金を貯める5つのポイント
- 収入と支出の額を把握する。
- 支出の中身をチェック
- 無理のない範囲で支出予算を立てる。
- 貯蓄額を決める。
- 貯蓄を先取りし、残りで生活
ではいくら貯めればいいのでしょうか?
住宅や車、旅行などにかけるお金は人それぞれです。
誰にでも共通する予期せぬ事態に備える手段として、日本には「社会保障制度」があります。お給料の方は「社会保険料」として天引きされています。この社会保険料を納めることによって、医療保険制度、高額療養費、遺族年金、厚生年金などの恩恵を受けることが出来ます。公的社会保障制度が充実していれば個人はなにも対策しなくてもよいのですが、実際はそれでは全てが賄えないためその不足分を貯蓄や民間の保険に加入することで備えているわけです。
お子さんを大学まで教育を受けさせるには、1人ざっくり1000万円、定年後の生活費は夫婦で2000万円の貯蓄が必要と言われています。
現金・貯金のままだとお金は目減りしていく?
経済の発展はインフレ的に推移していくため、現金・貯金のままだとお金は目減りしていきます。例えば私の学生時代の焼き魚定食は180円でした。今は850円。東京ディズニーランドの1dayチケットは当初3,900円(1983年)現在は8,700円(変動価格制)です。バナナや卵の価格など例外的なものもありますが、お金の価値は確実に減少しています。
その上 コロナ禍の中、日銀が1万円札を大量に刷って配り、政府がどんどん赤字国債を発行していく先には何があるのでしょうか。日本中に1万円札がじゃぶじゃぶになってお金の価値が落ちるのではないでしょうか。
さすがに自己防衛をしておかなければ不安だと思います。
お金が目減りしないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
「72の法則」をご存じですか?
銀行の金利が今0.001%ですから72÷0.001=72,000年
(元本が2倍になるのにかかる年数)
日本が縄文、弥生時代よりはるか昔から預けていないと2倍にはなりません。貯金ではお金が増えないことがわかります。
円の価値が落ちるのなら、相対的に価値が浮上する米ドル資産を持つことがリスクオフになると思います。
今の生活も大事にしながら、人生100年時代、持っている限られたお金を有効に活用して充実した楽しい人生にしていきましょう!