ぴょえーる
ぴょえーる
ねぇねぇ、「リスク」と「リターン」って言葉が投資にはよく出てくるよね。この関係はなんなの?
少し前に「リスク」の意味をさらっと解説しましたが、今回はもう少しだけ詳しく見ていきましょう。
さっさん
さっさん
ココりっこ
ココりっこ
金融商品において大切な用語のようね。しっかりわかっておきたいわ。

リスクとリターンという言葉をよく耳にしませんか?単純に考えてみても、なんとなく意味がわかるような感じですよね。
もう少しだけ、深く見ていきましょう。

さっさん
さっさん
「金融商品」という言葉が出てきますが、金融商品とは「銀行・証券会社・保険会社などの金融機関が提供・仲介する預金・投資信託・株式債券・公債・保険などのことを指します。
銀行預金も金融商品になるんだね!
ぴょえーる
ぴょえーる
ココりっこ
ココりっこ
預金しても今は低金利だから、あんまり商品って感じがしないけれど。昔は6%とか金利がついていた時代があったから預金は増えたし、その時代では金融商品と呼んでも違和感がないわね。

金融商品の意味をふまえて、リスクとリターンを見てみましょう。

リターンは簡単に言うと「見返り」です。
投資信託などの金融商品は日々価格が変動しています。購入時よりも価格があがることで得られる利益のことを言います。
(逆の損失も含める)

リスクとは簡単に言うと「不確実性や価格変動」です。
金融商品の価格が将来どのくらい変動するのかわからないということを指します。
例えば、投資したお金が大きく増えるかもしれないし、ひょっとしたら減るかもしれないというイメージです。

 

ぴょえーる
ぴょえーる
リスクは、リターンが増えるか減るか、どうなるかわからないってことだね!

金融商品のリスクとリターンには、
「リスクは小さくリターンは大きく」というものはありません。

①「リスクが小さいとリターンも小さい」(ローリスク・ローリターン)
②「リスクが大きいとリターンも大きい」(ハイリスク・ハイリターン)

①か②かといった感じです。

さっさん
さっさん
リスクとリターンはよく「振り子」の関係と表現されることがあります。
振り子?振り子って、紐の先に球がついてぶらぶら左右にゆれるやつ?
ぴょえーる
ぴょえーる

 

イメージ図(ローリスク・ローリターン)

 

イメージ図(ハイリスク・ハイリターン)

 

ぴょえーる
ぴょえーる
イメージ図の出来栄えは別として、なんとなく振り子っていう意味がわかったよ!
増えるかもしれないし、減るかもしれないという不確実なことを怖いって考える人もいるわよね。
さっさん、なにか投資へのコツがあるのかな?
ココりっこ
ココりっこ
さっさん
さっさん
そうですね、コツとしては「分散投資・長期保有・時間」かと思います。

①分散投資 投資先を分散させるなどして、1つのところへ集中して投資しない
②長期保有 価格変動で日々減ったり増えたりすると、とても不安になりますが長期保有していることで変動リスクが小さくなる傾向がある
③時 間  投資する予定の金額を一度に投資するのではなく、何回かにわけて投資したり、または毎月一定額を積み立てていくことでリスクが小さくなる

ぴょえーる
ぴょえーる
へー。そうなんだ。
じゃあ、日々の価格変動で元のお金より減ってしまって、ガーンとなって今すぐ手放そう!と焦るよりも、「こういうこともある」とどっしり構えて長期間保有しておくほうがリスクが小さくなって行くんだね。
1つのところに集中させず分散して投資することや、コツコツ毎月積み立てていくやり方も効果的なのね。
ココりっこ
ココりっこ

資産を増やしたいと考えた時に、定期預金などでは利子には期待が持てず、思うようには増えません。
けれど、こういった投資は自分の資産が減っていく可能性もあるため、
恐怖心を抱くことは誰でも同じだと思います。

ポイントとして、長期・分散・積立などを頭に入れて自分に合った資産の増やし方を勉強していくと
意外と楽しいかもしれません。