ぴょえーる
さっさん、あのね、またわからない言葉が出てきてさー、「私募ファンド」と「公募ファンド」って言葉なんだけど。
投資の超初心者にはわからない用語もいっぱいでてくるわよね。一応、知っておきたいわ。
ココりっこ
さっさん
まだ勉強を始めたばかりだと、単語の意味をどう解釈すればいいか戸惑う時がありますよね。今回は簡単に「私募」と「公募」を見ていきましょう。
前回は(もしくは前々回)ファンドについて解説しました。
ファンドとは簡単にいうと、資産運用のための金融商品やそのような商品を運用する会社を表す言葉です。
また、そういった会社だけではなく、投資信託や商品自体のことをファンドと言ったりもします。
そのファンドには「公募」と「私募」があります。
過去記事 投資信託とファンドって同じ意味なの?
「公募」とは
金融機関や証券会社、保険会社などの店頭を通じて広く一般の投資家に募集を呼び掛けて資金を集め運用することです。
「不特定多数の投資家に販売されるファンド」という表現をされています。
「私募」とは
私的な募集のことで、適格機関投資家など特定の投資家に対して募集をすることです。また「50人未満に限定」して募集することを少人数私募と言ったりします。
ぴょえーる
ちょっと待って!さらっと書かれたけど、またわからない言葉があるよ!「適格機関投資家」ってなに?
適格機関投資家とは、投資に関する専門的知識や経験があり、金融商品取引法に定められている者もことを指します。
さっさん
ココりっこ
例えば、銀行や証券会社、保険会社、投資会社などのことを言うのよね。プロ投資家とよばれたりするって。
適格機関投資家は金融庁のHPで公表されています。また、金融商品取引法によって適格機関投資家の定義が変わっていますが、そこはあまり深くは追及しないことにしますね。
さっさん
まとめ
公募と私募の大きな違いは、簡単にいうと
ファンドを購入できる人や投資できる人が限定されているか、どうかということになります。
適格機関投資家とは
投資に関する専門知識や経験があり、金融商品取引法に定められている者のことで銀行や証券会社・保険会社などを指します。
ぴょえーる
なんとなく「私募」と「公募」がわかったよ!ボクに縁があるとしたら、「公募」のほうだね!