投資について何か調べたりしていると、「ETF」という言葉も見かけると思います。
「ETF」も私たちが普段イメージする「投資信託」も、どちらも「投資信託」だと思ってください。
ここでは、私たちが普段「投資信託」とイメージしているものを「一般の投資信託」と呼び区別するようにします。
まず、おさらいとして投資信託とは、投資家から集めたお金を投資運用のプロにお任せして運用してもらい、収益を還元してもらうことです。
過去記事 投資信託ってなに?
投資信託でも、この「ETF」と「一般の投資信託」にはいくつかの違いがあります。
わかりやすい違いとしては、
「ETF」は、上場投資信託を指し、
「一般の投資信託」はETFを除いた非上場投資信託を指します。
過去記事 上場と非上場とは?
表で比べてみました
(一般の投資信託・ETF・ついでに株式も)
過去記事 指値/成行とは?
上の表を見てみるとETFは、株式と同じ方法で売買できるようになっています。
ETFのメリットとしては、上場しているのでリアルタイムで購入できることや、一般の投資信託より手数料が安いなどがあります。
そして、1つ購入でも分散投資していることになります。
ETFの特性まとめ
対象指数等の値動きとETFの基準価額の値動きが一致するように管理会社によって運用される商品
①少額から投資できる
②多数の銘柄に分散投資ができる
③費用が安い
④上場しているので株式のようにリアルタイムで取引できる
⑤選択肢も多い
⑥値動きがわかりやすい
⑦上場廃止などのリスクがある
⑧海外ETFは為替リスクがある(円貨決算の際に為替相場の変動によって損失がでる可能性)
⑨かい離リスクがある(対象指数等と基準価額の値動きが一致しないなど)
⑩流動性リスクがある(流動性が低いファンドでは希望する取引所価格で売買が成立しない可能性)
などです